Rei Frontier Tech Blog

人工知能を活用した位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」を運営する、レイ・フロンティア株式会社のエンジニアメンバーで運営する技術ブログです。

2023年の初詣に備えて 〜 待ち合わせ機能を活用しませんか? 〜(2022年の初詣を参考に)

レイ・フロンティアの杉本です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。


2022年は新型コロナウィルスへの対応が緩やかになった年でした。

しかし感染者数は着実に増加し始めています。

今回は2022年1月にブログで掲載した 「明治神宮の2022年1月1日~1月3日の人出」

を参考に、2023年の初詣を考えてみたいと思います。

 

掲載したブログの概要は、「2022年の新型コロナウィルスが流行して2度目のお正月の中で、東京都渋谷区にある明治神宮の正月三が日の人出を三ヵ年比較した」ものになります。

詳細はこちらを参照ください。

 

掲載したブログ結果を要約しつつ、2023年はどうなるか考えていきたいと思います。

■明治神宮の正月三が日の年別/時間帯別の来訪者数

正月三が日の中で最も人出が集まりやすい傾向だったのは1月3日の15時でした。

2022年は2020年ほどではないですが、2021年より来訪者数が増加していました。

2022年の回復傾向と2023年は緊急事態宣言がないお正月ですので、2022年より増加する可能性が高いと考えられます。

各日付の傾向の傾向も確認しておりますので、こちらを見ていただければと思います。

 

■明治神宮の正月三が日の1日あたりの平均滞在時間(分)

三が日の中で滞在時間が長い傾向だったのは1日でした。

2022年は2020年と平均滞在時間がほぼ変わらない60分前後の滞在傾向を示していました。

2022年の回復傾向と2023年も緊急事態宣言がないことから、2020年と同様に、60分前後の滞在傾向を示す可能性が考えられます。

 

■明治神宮の最寄り駅、明治神宮前(原宿)駅の正月三が日の来訪者数の三ヵ年比較

参拝とは異なり駅への来訪者数は1日が最も少ない傾向を示し、3日が最も多くなる可能性を示していました。

2022年の回復傾向と緊急事態宣言がないことから、2020年に近い傾向を示すと考えますと、2023年も同様に、駅への来訪者数は1日が最も少なく、3日が最も多くなる可能性が考えられます。

 

〜 待ち合わせ機能を活用しませんか? 〜

分析結果を見ますと、緊急事態宣言のない2023年の明治神宮への初詣は、2020年並みに人出が増加する可能性がございます。

人出が増えると、自然とご家族やご友人とはぐれる可能性が高くなったり、待ち合わせがしにくくなるかと思います。

弊社アプリSilentLogに追加された「待ち合わせ機能」を活用して、はぐれたお子さんを素早く見つけたり、お友だちとすぐに合流して一緒に過ごす時間を長くしたりしませんか?

待ち合わせ機能の概要は先日掲載したブログに記載してありますので、少しでもご興味がわきましたら、ぜひSilentLogをご利用いただき、SilentLogの他の機能も使いつつ、楽しく初詣をしていただければと思います。

待ち合わせ機能は3日間以上アプリ内に行動ログを残しているユーザーのみ使用可能ですので、今年中準備することをお勧めいたします。

 

 

~お知らせ~

この度iPhone版同様にお使い頂けるSilentLog、Android版をリリースしました。
今後とも宜しくお願い致します。

Android版

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2022年 SilentLogに待ち合わせ機能が追加されました

レイ・フロンティアの杉本です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

2022年12月16日に弊社アプリSilentLogに待ち合わせ機能が追加されました!

今回はお正月や忘年会・新年会といった年末年始のご家族やご友人との待ち合わせにご活用できる、この機能についてご紹介していきたいと思います。

本記事を読んで気になった方は、ぜひSilentLogをご利用いただき、SilentLogの他の機能も使いつつ、楽しく待ち合わせをしていただければと思います。

 

〜 待ち合わせ機能の概要 〜

地図上に自分と友だちの位置情報とバッテリー残量を共有できる機能です。

どの程度まで位置情報を共有するか5段階で設定することができます。

 

待ち合わせする時にありがちな、相手との場所の勘違い、入り組んだ場所にあるお店で会えないなどが発生しないようにすることで、その後の時間に引きづらずに楽しい時間を過ごせるようになるかも?(※ 個人の感想です。効果には個人差があります。)

 

〜 機能の説明 〜

もう少し具体的に各機能をお見せしたいと思います。

 

■簡単友だち登録

友だちのIDやQRコードで簡単に友だちをご登録できます。

面倒な入力をせずにコピペやカメラで簡単登録できるので、登録できない時間を省いたり、機械オンチと思われずにすむかもです。

 

■位置情報の共有設定

友だちによって位置情報の共有設定を5段階から個別に選ぶことが可能で、プライバシー設定が気になる方でも安心してご利用できます。

友だちが共有設定を確認することはできませんので、安心して設定できます。

しばらく距離を置きたい時や、ちょっとこの時間は居場所を知られたくないと思った時にご利用ください(※ 用法用量はお気をつけください)。

                                 


■地図上で共有設定やバッテリー残量を表示

友だちに設定している共有状態を友だちのアイコンの右下で確認できます。

現在のバッテリー状態もアイコンの下で確認できます。

相手のバッテリー残量が少ない時に、充電器を差し出すと喜ばれるかも知れません。   

 

          


■簡単ブロック

簡単に友だちをブロック設定・解除できます。

①ホーム画面にある虫眼鏡マークをタップ

②友だちを検索から該当の友だちを探しタップ

③友だちのプロフィール画面にあるブロックマークをタップ

または

①マップ上の友だちアイコンをタップ

②友だちのプロフィール画面にあるブロックマークをタップ

ブロックを解除すると友だちリストに残り、設定次第ですが位置情報が再度共有されます。

スマートフォン上だけですが、お気軽にブロックできます。

 

〜 安全対策 〜

最後に位置情報を知られるのが怖いと思われる方もいらっしゃると思いますので、安全対策も確認したいと思います。

待ち合わせ機能は3日間以上アプリ内に行動ログを残しているユーザーのみ使用可能です。

これはすぐ使えなくすることで、悪用しづらくするためです。

3日間の記録制限をつけることで悪用した人の行動履歴を取得することができ、問題が発生した際には、当局に行動履歴の提出などできます。

ユーザーの皆様には弊社アプリSilentLogに追加された待ち合わせ機能を、安心してご利用いただければと思います。

 

今後は、SilentLog上で繋がったご友人とのチャット機能の搭載も予定しています。

またSilentLogにすでに搭載されている防災情報発信機能との連携をはじめ、より待ち合わせ機能を充実させていく予定です。

 

最後まで本記事を読んでいただきありがとうございました!

本記事を読んで気になった方は、ぜひSilentLogをご利用ください。

 

ご利用するためのご状況を簡単にまとめました。

 

<ご自身がSilentLogを持っている時>

お友だちにSilentLogがインストールされているか確認

①インストールされていない時

 お友だちにSilentLogをお勧めしましょう

 ・待ち合わせする3日前までにSilentLogをインストールしてもらいましょう

 ご利用端末でのSilentLogの位置情報の利用許可設定をONにしてログをためましょう

②インストールされている時

 ご利用端末でのSilentLogの位置情報の利用許可設定をONにしてログをためましょう

 

<ご自身がSilentLogを持っていない時>

 ・お友だちにSilentLogをお勧めしましょう

 ・お友だちと一緒に待ち合わせする3日前までに、SilentLogをインストールしましょう

 ・ご利用端末でのSilentLogの位置情報の利用許可設定をONにしてログをためましょう

 

 

~ お知らせ ~

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2022年 開園後1ヶ月経過したジブリパークによる愛・地球博記念公園の人流の変化を、弊社サービスSilentLogのデータを用いて調査

レイ・フロンティアの杉本です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

2022年11月1日に愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にジブリパークが第1期開園いたしました。

開園してから1ヶ月経過いたしました。

今回、開園後、愛・地球博記念公園を訪れた人の人流の変化を、弊社サービスSilentLogのデータを用いて調査いたしました。

 

■調査元データ 

※弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

※データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

 

【データ概要】

2021年と2022年に愛・地球博記念公園を訪れた人の人流データと機械学習で推定した属性情報

 

【期間】

2021年11月

2022年9月・10月・11月

 

【対象エリア】

愛・地球博記念公園(モリコロパーク)

 

【調査対象者】

対象エリアに入った方を対象

 

まずは公園への入場人数を調査いたしました。

2021年11月と比較しますと、2022年9月では同程度だった入場者数が、2022年10月には約1.5倍、ジブリパークが開園した2022年11月には約2倍ほどになっているのがわかります。

次に入場者はどこのエリアを訪れているのかを調査いたしました。

こちらは対象期間の公園の入場者が訪れた場所を表しています。

※赤枠が開園されたジブリエリアになり、オレンジ枠はジブリのモニュメントがある場所になります。

2021年11月と2022年9月はまだジブリパークが開園されていませんので、公園内の既存施設へ訪れている方がほとんどだとわかります。
2022年10月からジブリパークの開園予定地を訪れている方が増加していることがわかります。

10月の段階で約1.5倍ほどの方々が訪れているので、その増加した方々かもしれません。

開園した2022年11月には約2倍の方々を訪れジブリエリアを訪れていることがわかります。

買い物施設や飲食施設があるジブリの大倉庫エリアに最も多くの方々を訪れていることがわかります。

エリアだけでなくモニュメントの方にもエリアほどではないですが、訪れていることがわかります。

 

時間帯にどこに多くの人が訪れているのかを可視化してみました。

赤>青の大きさでエリアを訪れている人を表しています。       

早い時間帯ですと入口に近いエリアに多くの人が訪れ、遅い時間帯になりますと入口から通りエリアに多くの人が訪れていることがわかります。

12時〜14時になると飲食買い物施設へ訪れる動きが多くなっているのが見られます。

14時〜17時になると入口から遠いエリアに訪れる動きが多くなっていると同時に、飲食買い物施設も変わらず多いままになっていることがわかります。

14時〜17時には帰宅する方もいる関係上入口方面も再び訪れる方が多くなっていることがわかります。

 

最後に2022年11月に愛・地球博記念公園を訪れた方たちがどの都道府県から訪れているかを調査いたしました。

居住都道府県は機械学習により推定したものになります。

公園がある愛知県が最も多く訪れ、70%ほどいることがわかります。

ついで多いのが東京都で10%以上の方が訪れていることがわかります。

3番目は隣接する三重県、その後沖縄県・神奈川県の順で続き、愛知県周辺の県よりも遠い県から訪れていることがわかります。

 

■まとめ

  • 入場者数
    • 2021年11月と比較すると、2022年9月では同程度だった入場者数が、2022年10月には約1.5倍、ジブリパークが開園した2022年11月には約2倍ほどになっている
  • 訪れているエリア
    • 2021年11月と2022年9月は公園内の既存施設へ訪れている方が多い

    • 2022年10月からジブリパークの開園予定地を訪れている方が増加している

       

    • 開園した2022年11月には約2倍の方々を訪れジブリエリアを訪れている

    • エリアだけでなくモニュメントの方にもエリアほどではないが訪れている
    • 買い物施設や飲食施設があるジブリの大倉庫エリアに最も多くの方々を訪れている
  • 時間帯別の訪れているエリア
    • 早い時間帯に入口に近いエリアに多くの人が訪れ、遅い時間帯に入口から通りエリアに多くの人が訪れている傾向がある

    •  

      12時〜14時になると飲食買い物施設へ訪れる動きが多くなっている

    • 14時〜17時になると入口から遠いエリアに訪れる動きが多くなっていると同時に、飲食買い物施設も変わらず多いままになっている

    • 14時〜17時には帰宅する方もいる関係上入口方面も再び訪れる方が多くなっていること
  • 訪れている都道府県
    • 公園がある愛知県が最も多く訪れ70%ほどいる

    • 2番目に多いのが東京都で10%以上の方が訪れている
    • 3番目は隣接する三重県、その後沖縄県・神奈川県の順で続き、愛知県周辺の県よりも遠い県から訪れている

※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

 

 

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2022年 渋谷と池袋のハロウィン期間の人流について、SilentLogサービスのデータを用いて調査

レイ・フロンティアの杉本です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

2022年は3年ぶりに行動制限のないハロウィンイベントが開催されました。

ハロウィン直前に韓国で転倒事故があったことから、混雑からの事故が心配されました。

今回、ハロウィン期間の渋谷、池袋の行動制限のなかった2019年と2022年、行動制限のあった2020年と2021年の過去4年間の人流比較を行いました。

 

■調査元データ 

※ 弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

 

【データ概要】

ハロウィン期間の渋谷、池袋の行動制限のなかった2019年と2022年、行動制限のあった2020年と2021年の過去4年間の人流データと機械学習で推定した属性情報

 

【期間】

2019〜2022年の10月29日〜31日

 

【エリア】

渋谷、池袋のハロウィンイベント開催エリア

 

【調査対象者】

ハロウィンイベント開催期間に開催エリアに入った方を対象

 

 

こちらは「コロナ前で行動制限のない2019年」と「コロナ後で行動制限のない2022年」のハロウィン期間(10月29日〜31日)に、渋谷に滞在していた人出になります。

※滞在している点は同一人物の方も含まれています。

渋谷駅前に最も多く滞在していることがわかります。

曜日によって滞在場所に差は無いように見えます。

滞在している場所は店舗内よりも路上の方が多いように見えます。

 

コロナ禍で行動制限のある2020年と2021年も確認いたします。

2021年は渋谷駅前に最も多く滞在していますが、2020年は駅前に最も多く滞在しているわけではなく、全体に分散して滞在していることがわかります。

曜日による滞在場所に差がないことや滞在している場所が店舗内よりも路上の方が多いのは4年間で同じ傾向があることがわかります。

 

次に年度間での人数を確認いたします。

こちらは2019年の人数を100とした時の、2019年〜2022年の10月29日〜31日に渋谷に滞在した人数を表しています。

コロナ前で行動制限のない2019年が最も多く、年数が経つにつれ人数が減っていることがわかります。

コロナ禍の状況によって人数が減っていますが、行動制限がない2022年になっても人数は回復しておらず、最も人数が少ないことがわかります。

 

曜日で訪れた人数に差がないかも確認いたします。

こちらは各年の10月29日を100とした時の、曜日別の渋谷での滞在人数を表しています。

2019年は平日ですが3日間同程度の人数が滞在しています。

2020年は中日である30日(金)が最も多く滞在し、他2日間は同程度滞在しています。

2021年と2022年は曜日は異なりますが同じ傾向が表れており、初日が最も多く徐々に減っているのがわかります。

(休日の前日でない)平日<休日<休日の前日の順に多くなる傾向があると言えるかもしれません。

 

どの地域から訪れているかも確認いたします。

こちらは2019年〜2022年の10月29日〜31日に渋谷に滞在した人たちの、機械学習で推定した居住都道府県の人数比(都道府県不明を除く)を表しています。


訪れている上位4件に変わりなく、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の順に東京近郊が多いのがわかります。

上位4件の詳細を見ますと、東京は4年間70%ほど、神奈川は2022年は15%ほどですがそれ以外の年は20%ほど、埼玉は4年間5%前後、千葉は4年間5%弱であることがわかります。

上位4件以外の県には差がほとんどないように見えます。

 

居住都道府県の大部分が東京都なので、その市区町村の内訳も確認いたします。

こちらは2019年〜2022年の10月29日〜31日に渋谷に滞在した人で、機械学習で推定した居住都道府県が東京都だった人の市区町村の割合上位20を表しています。

枠線で囲んでいる箇所は渋谷区や隣接する区になります。

世田谷区、渋谷区、目黒区、杉並区は4年間で常に5%以上の人が滞在していることがわかります(赤枠)。

港区は2019年〜2021年までは5%ほどの人が滞在していますが、2022年には1%まで減っていることがわかります(青枠)。

中野区は2021年から減少している傾向があることがわかります。。

開催地や隣接している区の割合が大きい傾向はありますが、隣接する全ての区が必ずしも多く滞在するとは限らないことが示されていることがわかります(全枠)。

 

池袋のハロウィンも渋谷と同様に確認していきます。

まずは「コロナ前で行動制限のない2019年」と「コロナ後で行動制限のない2022年」のハロウィン期間(10月29日〜31日)を見ていきます。

※赤枠はイベントが行われた会場になります。

※青枠は撮影・交流禁止エリアになります。

※滞在している点は同一人物の方も含まれています。

渋谷同様、曜日による滞在場所に差がないことや滞在している場所が店舗内よりも路上の方が多いことがわかります。

路上以外ではイベント会場周辺に人が多く滞在していることがわかります。

撮影・交流禁止エリアには人が少ないことがわかります。

2022年にはイベント会場になっていますが、2019年にはイベント会場になっていないエリアでは人が少ないことがわかります。

 

 

コロナ禍で行動制限のある2020年と2021年も確認いたします。

渋谷と異なり、滞在場所の多い場所、曜日による滞在場所に差がないことや滞在している場所が店舗内よりも路上の方が多いのは4年間で同じ傾向があることがわかります。

区主導によりエリアを限定している影響で変動が少ないのでしょうか。

 

年度間での人数も確認いたします。

渋谷と同様に、コロナ前で行動制限のない2019年が最も多く、年数が経つにつれ人数が減っていることがわかります。

またコロナ禍の状況によって人数が減っていますが、行動制限がない2022年になっても人数は回復しておらず、最も人数が少ないことがわかります。

渋谷と異なり、減少割合は池袋の方が少ないことがわかります。

 

曜日で訪れた人数に差がないかも確認いたします。

こちらは各年の10月29日を100とした時の、曜日別の池袋での滞在人数を表しています。

2019年は3日間平日ですが徐々に人数が多くなっていることがわかります。

2020年は渋谷同様、中日である30日(金)が最も多く滞在し、他2日間も同程度滞在しています。

2021年は2020年と似て中日である30日(土)が最も多いですが、31日(日)が最も少ないことが異なっています。

2022年は初日(土)が最も多く、中日である30日(日)が最も少なくなっています。

渋谷と異なり、池袋は毎年異なる傾向を示していることがわかります。

一概に平日、休日の前日、休日で滞在する人数の多少を言えない傾向が見えています。

 

どの地域から訪れているかも確認いたします。

こちらは2019年〜2022年の10月29日〜31日に池袋に滞在した人たちの、機械学習で推定した居住都道府県の人数比(都道府県不明を除く)を表しています。


訪れている上位4件に変わりなく、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県の順に東京近郊が多いのがわかります。

渋谷と異なり、埼玉県と神奈川県の順位が入れ替わっていることがわかります。

上位4件の詳細を見ますと、東京は2019年は60%ほどですが、それ以外の年は70%ほど、埼玉は2019年は20%を超えていますが、それ以外の年は20%弱、神奈川は4年間5%ほど、千葉は4年間5%弱であることがわかります。

2019年は埼玉の人数比が高かったため、東京の人数比が少なくなったことが推定されます。

渋谷同様、上位4件以外の県には差がほとんどないように見えます。

 

池袋でも居住都道府県の大部分が東京都なので、その市区町村の内訳も確認いたします。

こちらは2019年〜2022年の10月29日〜31日に池袋に滞在した人で、機械学習で推定した居住都道府県が東京都だった人の市区町村の割合上位20を表しています。

枠線で囲んでいる箇所は池袋がある豊島区や隣接する区になります。

豊島区、練馬区、板橋区は4年間で常に5%以上の人が滞在していることがわかります(赤枠)。

中野区は渋谷の時と同じ傾向で2021年から減少していることがわかります。

渋谷同様、開催地や隣接している区の割合が大きい傾向はありますが、隣接する全ての区が必ずしも多く滞在するとは限らないことが示されていることがわかります(全枠)。

 

■まとめ

  • 人出データ
    • 渋谷・池袋ともに曜日によって滞在場所に差は無い
    • 渋谷・池袋ともに滞在している場所は店舗内よりも路上の方が多い
    • 池袋では路上以外ではイベント会場周辺に人が多く滞在している

    • 池袋では撮影・交流禁止エリアに人が少ない

  • 年度間での人数
    • 渋谷・池袋ともに2019年が最も人数が多く、年数が経つにつれ人数が減っている
  • 曜日別の滞在人数
    • 曜日別の滞在人数は渋谷では「(休日の前日でない)平日<休日<休日の前日」の順に多くなる傾向があるが、池袋ではそうとは言えない。
  • 居住都道府県の人数比
    •  渋谷・池袋とも居住都道府県が東京近郊の4県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の滞在人数が多い
    • 渋谷:東京>神奈川>埼玉>千葉
    • 池袋:東京>埼玉>神奈川>千葉
  • 居住都道府県が東京都だった人の市区町村の割合上位20
    • 渋谷・池袋ともに開催地や隣接している区の割合が大きい傾向はあるが、隣接する全ての区が必ずしも多く滞在するとは限らない。
    • 渋谷で滞在数が4年間5%以上:世田谷区、渋谷区、目黒区、杉並区
    • 池袋で滞在数が4年間5%以上:豊島区、練馬区、板橋区
    • 中野区は渋谷・池袋の両方で2021年から滞在数が減少傾向

 

※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

 

~お知らせ~

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今後とも宜しくお願い致します。

Android版

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 iPhone版

https://apps.apple.com/jp/app/silentlog/id901679160

 

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2022年 SilentLog 防災機能は行動変容を促したかについて、防災情報受信後の行動を分析して調査

レイ・フロンティアの杉本です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

2022年4月に弊社アプリSilentLogに防災機能が追加されました。

「災害に備えて、水や食料などと同様に、日々の行動データを備蓄しましょう」をコンセプトとした防災機能です。

SilentLogの標準機能として無料で提供しております。

 

今回この防災機能により、利用者の行動変容を促すことができたのか調査を行いました。

 

■調査元データ 

※ 弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

 

【データ概要】

防災情報受信後{30・60・90・120}分以内に、最長避難可能距離* である500mを半径とした範囲を超えて移動している比率

※ 最長避難可能距離は総務省が平成25年に策定した津波避難計画を参考に500mと考えています

 

【期間】

2022年7月〜9月

 

【エリア】

47都道府県から防災情報を受信した市区町村を無作為に抽出

 

【調査対象者】

機械学習で自宅と推定される場所で防災情報を受信している方

※ 配信該当地区でも詳細を見ると避難地区から外れている方もいます。そのため避難状況に反映されていない可能性がございます。

 

こちらは「浜松市」で7月8日午前5時頃に配信された、「気象警報・警戒レベル3の高齢者等避難情報」を受信した方の受信後の移動を調べました。

早い段階から避難が進み、時間が経過するごとに避難が進んでいることがわかります。

120分経過する頃には30%近くが避難していることがわかります。

 

こちらは「川口市」で7月13日午前2時頃に配信された、「洪水注意報・警戒レベル3の高齢者等避難情報」を受信した方の受信後の移動を調べました。

早い時間から避難が進まず、90分以降に数%避難が進んだことがわかります。

配信された時刻の影響があるのでしょうか。

 

こちらは「仙台市青葉区」で7月16日午前2時頃に配信された、「大雨警報・警戒レベル3の高齢者等避難情報」を受信した方の受信後の移動を調べました。

30分以内に避難した数%以降、避難が進んでいないことがわかります。

こちらも配信された時刻の影響があるのでしょうか。

 

こちらは「仙台市青葉区」で7月16日午前8時頃に配信された、「大雨警報・警戒レベル4の避難指示情報」を受信した方の受信後の移動を調べました。

先に配信された「警戒レベル3の高齢者等避難情報」と比べると、10%ほどまで避難が進んでいることがわかります。

警戒レベルが上がった影響で避難対象者が増加した影響でしょうか。

それとも危機意識の高まりや配信時刻の影響でしょうか。

 

こちらは「京都市」で8月18日午前1時頃に配信された、「大雨・警戒レベル4の避難指示」を受信した方の受信後の移動を調べました。

早い時間から避難が進まず、90分以降から数%が避難していることがわかります。

こちらも配信された時刻が影響しているのでしょうか。

 

こちらは「堺市」で9月3日午前4時頃に配信された、「災害発生・警戒レベル4の避難指示」を受信した方の受信後の移動を調べました。

60分以降から避難が進み始め、120分頃には5%ほどになっています。

午前5時頃から避難が進んでいることがわかります。

 

こちらは「福岡市中央区」で9月18日午後19時頃に配信された、「台風14号・警戒レベル4の避難指示」を受信した方の受信後の移動を調べました。

最初の30分以内に数%が避難して以降、避難が進んでいないことがわかります。

 

こちらは「福岡市博多区」で9月18日午後19時頃に配信された、「台風14号・警戒レベル4の避難指示」を受信した方の受信後の移動を調べました。

60分以内に数%の方が避難して以降、避難が進んでいないことがわかります。

台風の場合には警戒レベルが高くても避難が進みづらいのでしょうか。

 

■まとめ

  • 浜松市は早い段階から避難が進み、120分経過頃には30%近くまで避難が進んでいる。

  • 川口市、京都市、福岡市中央区、福岡市博多区の避難は数%にとどまっている。

  • 仙台市青葉区の避難は、警戒レベル3の段階では避難が進まず、レベル4になってから10%ほどまで避難が進んでいる

  • 堺市の避難は60分以降から進み、5%ほどまで進んでいる。
  • 今回は配信内容を無作為に選び調査しましたが、配信内容や時刻が似ているものを比較することで新たな傾向が見えてくるかもしれません。

※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

※ 配信該当地区でも詳細を見ると避難地区から外れている方もいます。そのため避難状況に反映されていない可能性がございます。

 

今回ご紹介した弊社アプリSilentLogの防災機能は、今後もアップデートしていく予定ですので、日常の防災の一助にしていただければ幸いです。

 

~お知らせ~

この度iPhone版同様にお使い頂けるSilentLog、Android版をリリースしました。
今後とも宜しくお願い致します。

Android版

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.reifrontier.silentlog

 iPhone版

https://apps.apple.com/jp/app/silentlog/id901679160

 

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2022年 過去4年間のゴールデンウィークの移動分析

レイ・フロンティアの杉本です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

2022年のゴールデンウィーク(GW)は3年ぶり(2019以来)に行動制限のないものとなりました。コロナの影響によりGW中の移動はどのように変化したのか、東京都を中心に2019年から2022年を対象に調査しました。

 

■調査元データ 

※弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

※データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

 

【データ概要】

各都道府県の他県への移動者数

移動者数に都道府県の人口比を掛け、相対値化したもの ※ 1

 

【期間】

2019年 ~ 2022年のGW(4月29日から5月6日で期間を統一)

 

【エリア】

47都道府県

 

【調査対象者】

移動先での滞在時間が60分以上のものを対象

 

まずは機械学習で推定した自宅住所とは異なる、他県への移動を可視化してみました。

こちらは2019年から2022年までの4年分のデータで、「2019年の移動先が東京都」を100とした時の、移動先別の他県への移動数を表しています。

移動先の全都道府県版はこちら

2022年での移動数が上位の都道府県を対象に、年比較した図を見てみます。

2020年に新型コロナが発生した影響で、2020年、2021年共に行動制限が行われました。そのため全体的に2019年よりも両年共に低い値になっていることがわかります。

2020年より2021年の値が高いのは、2020年はまだ発生して間もなく性質が定かではないため、危機感から行動制限する方が多かったのではないかと思われます。

行動制限が解除された2022年は値が回復している傾向を示していますが、それでもまだ新型コロナ発生前と比べると低いことが示されています。ただし新型コロナ発生以後では最も高いことがわかります。

移動先として多い県は、東京・神奈川・千葉・埼玉の関東近郊、大阪・兵庫・京都の近畿圏、愛知、福岡ということがわかります。

 

続いて他県へ移動した人たちの、機械学習で推定した自宅都道府県を可視化してみました。

こちらも2019年から2022年までの4年分のデータで、「2019年の移動元が東京都」を100とした時の、移動元別の他県への移動数を表しています。

移動元の全都道府県版はこちら

2022年での移動数が上位の都道府県を対象に、年比較した図を見てみます。

移動数の傾向は移動先と同じことがわかります。

移動元として多い県は、こちらも移動先と同様に、東京・神奈川・千葉・埼玉の関東近郊、大阪・兵庫・京都の近畿圏、愛知、福岡ということがわかります。

また移動先から山梨、長野の代わりに、宮城、岡山が入っていることがわかります。


次に移動先、移動元の両方で移動数が多かった東京都について、移動先、移動元の都道府県上位20を4年分見てみます。

こちらは東京都に来た人の移動元の都道府県と、東京都から出た人の移動先の都道府県を表しています。

移動先、移動元ともに顔ぶれの順位が多少前後してはいます。
2022年の移動先に岩手が、移動元に石川が表れている以外は違いはそこまで無いように見えます。

全体として、東北、北陸、山陰、四国、九州の県が上位には入っていない傾向が見えます。

 

最後に2022年5月6日から2週間経過した、2022年5月20日段階での新型コロナの新規感染者数と比較してみます。

こちらは2022年5月20日時点の新規感染者マップになります。

               

 

先ほどまで見てきたものをマップ上に可視化したもので、移動先の都道府県をマップ上に可視化したものになります。

図の右側には東京都から出た人の移動先の都道府県を示してあります。

移動先の拡大版はこちら

こちらの図からは、新規感染者が多い、東京近郊と大阪近郊が移動先として多い県と一致していることが見えます。

新規感染者1000人を超えているエリアは、東京都を基準にしたものとの比較になりますが、東京都から出た人の移動先の都道府県上位20に入っていることがわかります。

 

移動元の都道府県をマップ上に可視化したものになります。

図の右側には東京都に来た人の移動元の都道府県を示してあります。

移動元の拡大版はこちら

こちらの図からは、新規感染者が多い、東京近郊が移動元として多い県と一致していることが見えます。

新規感染者1000人を超えているエリアは、東京都を基準にしたものとの比較になりますが、東京都に来た人の移動元の都道府県上位20に入っていることがわかります。

 

改めて東京都に来た人の移動元の都道府県と、東京都から出た人の移動先の都道府県を見てみます。

一見、移動先よりも移動元の方が新規感染者1000人超えの県が上位に来ているため、影響度が高そうに見えます。

しかし、今回の調査での人口比で見ますと、「東京:東京以外 = 1:0.64」となっており、割合と合わせて見ると、影響度としてはそこまで差がないということが見えます。

実際には、サンプリングに補正をかけていけばもう少し詳細な影響度を見ることができるかもしれません。

 

■まとめ

  • 移動先別の他県への移動数は、2019>2022>2021>2020 

    行動制限が解除された2022年は移動数の回復傾向を示しているが、新型コロナ発生前と比べると低い。しかし新型コロナ発生以後では最も高い。

    移動先として多い県は、東京・神奈川・千葉・埼玉の関東近郊、大阪・兵庫・京都の近畿圏、愛知、福岡。

    移動元も移動先と同じ傾向。

  • 東京都に来た人の移動元の都道府県と、東京都から出た人の移動先の都道府県は、ともに顔ぶれの順位は前後はしてはいる。

    2022年の移動先に岩手が、移動元に石川が表れている。

    全体として、東北、北陸、山陰、四国、九州の県が上位には入っていない傾向

  • 新規感染者1000人を超えているエリアは、東京都を基準にしたものとの比較では、東京都から出た人の移動先と、東京都に来た人の移動元の都道府県上位20に入っている。

    移動先よりも移動元の方が新規感染者1000人超えの県が上位に来ているため、影響度が高そうに見えるが、人口比で見ると、「東京:東京以外 = 1:0.64」となっており、割合と合わせて見ると、影響度としてはそこまで差がない。

※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

 

※1 都道府県人口参考データ

 

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2022年1月まん延防止等重点措置適用後の東京都

レイ・フロンティアの佐藤です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

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新型コロナの感染者が増加し続けている東京都。2022年1月22日には新規感染者が1万人を超えました。今回はまん延防止等重点措置適用後の東京都の夜の人出を調査しました。

 

※調査元
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

 

■各エリアの18時台、20時台の来訪者数です。

【期間】

2022年1月14日(金) ~ 2022年1月23日(日)

 

【エリア】

歌舞伎町、銀座、丸の内

 

【時間帯】

18時台、20時台

 

夜の来訪者数 歌舞伎町

夜の来訪者数 歌舞伎町

まん延防止が開始された1月21日(金)の18時台の人出は前週同曜日と比較して26%減少、20時台は5%減少していました。また、1月23日(日)はさぼど減少しておらず、18時台14%減少、20時台は横ばいでした。

元々人出が多かった曜日、時間帯に人出の減少が起きていました。

 

夜の来訪者数 銀座

夜の来訪者数 銀座

1月21日(金)の18時台の人出は前週同曜日と比較して45%減少、20時台は18%減少していました。1月23日(日)は18時台41%減少、20時台は80%減少していました。

銀座ではまん延防止適用後に最大80%と大きく人出が減少しています。

 

夜の来訪者数 丸の内

夜の来訪者数 丸の内

1月21日(金)の18時台の人出は前週同曜日と比較して15%減少、20時台は27%減少していました。一方1月23日(日)は18時台14%増加、20時台は21%増加していました。

週末は東京駅を利用する人が多いのか、やや増加傾向でした。

 

■各エリアの18時台~23時台の1日あたりの平均滞在時間(分)です。

【期間】

2022年1月14日(金) ~ 2022年1月23日(日)

 

【エリア】

歌舞伎町、銀座、丸の内

 

【時間帯】

18時台~23時台

 

【滞在時間】

5分以上

 

【滞在場所】

自宅、職場以外

 

1日あたりの平均滞在時間(分) 歌舞伎町

1日あたりの平均滞在時間(分) 歌舞伎町

1月21日(金)の1日あたりの平均滞在時間(分)は前週同曜日と比較して21分増加、1月23日(日)もわずかですが4分増加しています。

人出は減少していましたが、滞在時間は増加しています。さくっと帰宅する人は訪れなくなり、一定時間以上を楽しみたい人がまん延防止適用後も訪れているのかもしれません。

 

1日あたりの平均滞在時間(分) 銀座

1日あたりの平均滞在時間(分) 銀座

銀座ではまん延防止適用後の金曜、土曜は増加傾向で1月21日(金)は前週同曜日と比較して51分増加、1月22日(土)は57分増加していました。日曜日になると減少傾向で1月23日(日)は前週同曜日と比較して63分減少していました。

日曜日は人出も滞在時間も減少傾向で落ち着いている様子です。

 

1日あたりの平均滞在時間(分) 丸の内

1日あたりの平均滞在時間(分) 丸の内

まん延防止適用が適用された1月21日(金)は前週同曜日と比較して8分減少しましたが次の日からは増加傾向で、1月22日(土)は13分増加、1月23日(日)は33分増加していました。

丸の内は銀座とは逆で日曜日に人出も滞在時間も増加するようです。飲食以外の用事で訪れる人が多いのかもしれません。

 

■まとめ

・歌舞伎町の1月21日(金)の18時台の人出は前週同曜日と比較して26%減少、20時台は5%減少。1月23日(日)はさぼど減少しておらず、18時台14%減少、20時台は横ばい。

1日あたりの平均滞在時間(分)は前週同曜日と比較して1月21日(金)21分増加、1月23日(日)も4分増加。

 

・銀座の1月21日(金)の18時台の人出は前週同曜日と比較して45%減少、20時台は18%減少。1月23日(日)は18時台41%減少、20時台は80%減少。

1日あたりの平均滞在時間(分)は金曜、土曜は増加傾向で1月21日(金)は前週同曜日と比較して51分増加、1月22日(土)は57分増加。

日曜日になると減少傾向で1月23日(日)は前週同曜日と比較して63分減少。

 

・丸の内の1月21日(金)の18時台の人出は前週同曜日と比較して15%減少、20時台は27%減少。1月23日(日)は18時台14%増加、20時台は21%増加。

1日あたりの平均滞在時間(分)は1月21日(金)は前週同曜日と比較して8分減少。次の日からは増加傾向で、1月22日(土)は13分増加、1月23日(日)は33分増加。

 

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