レイ・フロンティアの佐藤です。
レイ・フロンティア株式会社では、自動車や鉄道などの交通分野、人流データ等のマーケティング・リサーチ、人の動態分析を必要するヘルスケア、観光など、多様な分野に対して、データ分析力とシステム企画・開発力の両軸で、世界中の人々へ感動体験を提供していきます。
なお、現在では時勢を鑑み、COVID-19の感染防止に有用となる行動分析データを公開しております。
2020年4月10日に県独自の緊急事態宣言を発出した愛知県。なぜ愛知県は県独自の緊急事態宣言を発することを選んだのか。国の緊急事態宣言の対象となった東京都と福岡県の繁華街と、愛知県の繁華街の人流を分析し確認しました。
■エリア
愛知県:名古屋駅から錦三丁目、栄を含む名古屋市の主要繁華街
東京都:新宿駅周辺と新宿歌舞伎町を含む繁華街一帯
福岡県:天神地区を中心とした繁華街一帯
■日付
2020年1月1日(水)~2020年4月13日(月)
■調査元
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの
■グラフ
2020年1月1日の標本数をベースライン100として相対値をプロットした
【愛知県:名古屋駅から錦三丁目、栄一帯】
【東京都:新宿駅周辺と新宿歌舞伎町一帯】
【福岡県:天神地区一帯】
愛知県の代表的な繁華街の人流は、2020年2月後半から徐々に減少はしていました。
しかし東京都や福岡県に国の緊急事態宣言が発令された4月7日時点では、閑散というよりも一定数以上の賑わいが確認できます。
なお、4月7日時点での愛知県内の陽性者数は1日あたり20人前後でゆるやかに増加していました。
このような県内の繁華街の状況や陽性者数の増加傾向を踏まえて、愛知県では2020年4月10日に県独自の緊急事態宣言を発出したと考えられます。
2020年4月14日現在、国の緊急事態宣言は7都道府県が対象となっていますが、それは「対象都市ではないから外出を控えなくてもよい」ということではありません。新型コロナウイルス(COVID-19)に県境の概念はありません。
今は、わたしたちひとりひとりが自身の行動に注意すべき時期なのだと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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