レイ・フロンティアの佐藤です。
レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。
前回のブログでは2021年2月28日をもって緊急事態宣言が解除された大阪府、京都府、兵庫県、愛知県、岐阜県、福岡県の6府県の繁華街、飲食店の人出の変化を調査しました。
【緊急事態宣言解除となった6府県の繁華街、飲食店の人出】
https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2021/03/09/140110
今回は各6府県の繫華街の人出を更に深堀り、平均滞在時間と来訪日数の変化を見ていきました。
※調査元
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの
■平均滞在時間、来訪日数の抽出条件
【期間】
2021/2/21(日)~2021/2/27(土)
2021/ 2/28(日)~2021/3/6(土)
【時間帯】
17時台~23時台
【滞在場所】
自宅、職場以外
【滞在時間】
5分以上
【対象繁華街】
大阪府 ミナミ
京都府 四条河原町エリア
兵庫県 神戸三宮駅付近
愛知県 栄
岐阜県 岐阜駅から御浪町繁華街エリア
福岡県 天神駅付近
■最初に繁華街の1日の平均滞在時間と前回のブログで紹介した人出の増減率です。
【大阪府】
解除後に2分減少、曜日別では平日の方が4分長い傾向です。
【京都府】
解除後に人出が増加していますが、平均滞在時間は3分減少しています。また、休日の方が6分長い傾向です。
【兵庫県】
解除後に2分増加、曜日別では休日の方が7分長い傾向です。
【愛知県】
解除後に人出が減少していますが、平均滞在時間は8分増加、曜日別では平日の方が11分長い傾向です。
【岐阜県】
解除後に人出が減少していますが、平均滞在時間は56分増加、6府県の中では最も増加しています。また、曜日別では平日の方が4分長い傾向です。
【福岡県】
解除後に15分増加、曜日別では平日の方が4分長い傾向です。
■次に繁華街への来訪日数の比較です。
来訪回数1回の人は14%減少していました。
来訪回数1回の人は19%増加していました。
来訪回数1回の人は22%増加していました。
来訪回数1回の人は7%増加、2回の人は36%減少していました。
来訪回数1回の人は変化が無く、2回の人は67%減少していました。
来訪回数1回の人は26%増加していました。
■まとめ
・緊急事態宣言解除後に人出、平均滞在時間がともに減少しているのは大阪府。
・緊急事態宣言解除に人出が減少しているけれど平均滞在時間が長くなったのは愛知県、岐阜県。
・緊急事態宣言解除後に人出、平均滞在時間ともに増加しているのは兵庫県と福岡県。
・緊急事態宣言解除後に人出が増加しているけれど平均滞在時間が短くなったのは京都府。
・愛知県の繁華街の人出は13%減少。減少の内訳として来訪回数を見ると1回の人は7%増加していますが、2回の人は36%減少しています。週に複数回訪れている人が緊急事態宣言解除後に減少している事がわかります。
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