Rei Frontier Tech Blog

人工知能を活用した位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」を運営する、レイ・フロンティア株式会社のエンジニアメンバーで運営する技術ブログです。

お花見シーズンの上野公園、若者は行動を自粛していた

レイ・フロンティアの佐藤です。

レイ・フロンティア株式会社では、自動車や鉄道などの交通分野、人流データ等のマーケティング・リサーチ、人の動態分析を必要とするヘルスケア、観光など、多様な分野に対して、データと技術の力で、世界中の人々へ感動体験を提供していきます。

 

今回は桜の名所、上野公園のお花見シーズンの行動データを見える化しました。

■期間

2019年 3 月 21日(木)~2019年 3 月 27日(水)【春分の日を含む1週間】

2020年 3 月 15日(日)~2020年 3 月 21日(土)【春分の日を含む1週間】

■エリア

上野公園

■調査対象年齢

20代~60代 ※年代別のユーザー比率は昨年と同じ

■調査元

弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

 

まず年代別の累計滞在時間を出しました。昨年と今年の比較です。

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2019年の累計滞在時間を100とした時、2020年で最も累計滞在場所が減少していたのは30代で16。それに対し昨年より累計滞在時間が上昇していたのは60代で107。 年齢の高い方が長時間滞在している傾向です。

 

次に累計滞在時間が最も減少していた30代の人流を見える化しました。

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2019年は上野公園全体に人流が広がっていました。2020年では通路が一部封鎖されている事もありますが、主に人流が確認出来るのは不忍池、 動物園通り、美術館付近のみです。

 

若者の問題行動にフォーカスした報道が多いようですが(注1)、問題があるのはあくまで一部の方で今回のデータから若者は外出自粛に対する意識がむしろ高いとも考えられるのではないでしょうか。

 

■2020年4月2日 追記

同期間同エリアで各年代の平均滞在時間を算出しました。2019年と比較して最も平均滞在時間が減少していたのは40代で42%、平均滞在時間が増加していたのは60代で119%でした。20代~40代は平均滞在時間で見ても自粛に対する意識が高いようです。

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■2020年4月6日 追記
本投稿を引用する形で「若者は自粛しているから問題ない」「反面、高齢者は自粛していないから、むしろ問題である」といった意見が散見されます。これは私たちの本意とするところではありません。
本投稿は、あくまでもひとつの例として「若者だけが問題とする風潮への提起」を行いました。しかし、この提起は必ずしも「若者は正しく、高齢者こそが問題だ」と談ずるものでも「若者はちゃんと自粛しているから大丈夫」と保証するものでもありません。
現在(2020年4月6日時点)は、年齢を問わず外出を自粛することで「誰であろうと潜在感染者になり得る状況を避ける」ことが重要です。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

※注1 参考記事 「自粛要請知らなかった」出歩く若者

 https://mainichi.jp/articles/20200329/k00/00m/040/190000c

 

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