レイ・フロンティアの佐藤です。
レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。
2021年2月13日に福島県で最大震度6強の地震が発生しました。この影響で県内の交通網は打撃を受け、福島県と首都圏を結ぶ東北新幹線が運休、JR在来線は一部区間で運転見合わせとなりました。
そこで、今回は福島県在住の人を対象に交通機関の運休、一時停止による行動変化を調査しました。
■抽出条件
【期間】
2021/2/7(日)~2021/2/10(水)
2021/ 2/14(日)~2021/2/17(水)
【対象者】
推定居住地が福島県の人
※推定居住地:機械学習により推定された居住地
※調査元
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの
■最初に推定居住地が福島県の人の利用駅を調査しました。
※上位14駅までを表示
福島駅で22%減少、郡山駅で45%減少、東京駅で33%減少していました。
■次に移動手段別(徒歩、電車、車、自転車)1日の合計移動距離です。
徒歩は地震発生後に約1,000m(1km)~1,900m(1.9km)の移動が減少し、約2,000m(2km)~3,000m(3km)の移動が増加しています。
電車は地震発生後に約6,000m(6km)~7,000m(7km)の移動に集中し、約200,000m(200km)以降の移動はほぼありません。
車は地震発生後に約5,000m(5km)~15,000m(15km)の移動に集中し、約40,000m(40km)以上の移動が減少傾向です。
自転車は地震発生後に約6,000m(6km)~9,000m(9km)の移動が増加しました。
■まとめ
・利用駅は福島駅22%減少、郡山駅45%減少、東京駅33%減少。最も減少しているのは郡山駅だった。
・徒歩移動では2km~3kmが増加しており、目的地までの距離が2km~3kmの人は通常電車移動のところ、徒歩で対応した人が多かった事が考えられる。
・地震発生後も電車移動していた人は7km以下が多かった。
・車移動は地震発生後、5km~15kmの移動は増加するが、40km以上になると減少する。
・自転車は地震発生後に6km~9kmの移動が増加しており、目的地までの距離が6km~9kmの人は電車から自転車移動に切り替えた人が多かった事が考えられる。
~お知らせ~
この度iPhone版同様にお使い頂けるSilentLog、Android版をリリースしました。
今後とも宜しくお願い致します。
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