コロナ禍により深夜の駅、人出が減少

レイ・フロンティアの佐藤です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

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JR東日本が来春から首都圏の17路線で終電を最大37分繰り上げると発表しました※1

深夜の利用客の減少や路線の保守作業が理由のようです。

そこで今回は渋谷駅、新宿駅、東京駅の人出を深夜の時間帯を中心に調査しました。

【期間】
2020年1月1日（水）～2020年9月30日（水）

【エリア】

渋谷駅、新宿駅、東京駅

【調査元】
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

まずは23時～24時の人出を昨年と比較しました。

※2019年1月の人数を100とした。

2019年は100～130あたりを推移していました。それに対し2020年は4月5月に大きく減少し約10。6月以降徐々に回復していますが9月の人出は2019年9月の5割弱です。

新宿駅も2019年、2020年ともに渋谷駅とほぼ同様の傾向でした。

2019年は先程の2駅とほぼ同様の傾向でした。一方で2020年は6月以降の推移が常に40を下回り人出が少ない様子。9月の人出は2019年9月の約3割です。

つぎに帰宅時間（17時～24時）の人出を時間帯別に比較しました。

※1月の17時～18時の人数を100とした

どの時間帯も5月までは減少、6月以降に徐々に増加しています。5月から9月にかけての人出増加率では23時～24時が最も少なく26%、深夜の駅利用者は減少後あまり回復していないと言えます。

新宿駅も渋谷駅同様5月から9月にかけての人出増加率は23時～24時が最も少なく23%でした。

東京駅では23時～24時に加え21時～22時の人出も6月以降あまり回復していない様子でした。

3密が心配なところですが、JR東日本は終電繰り上げによる混雑を配慮した運行をおこなうとのことです。

※1

JR東日本ニュース　ダイヤ改正における終電時刻繰り上げ等の概要について

～お知らせ～

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