レイ・フロンティア データアナリストの久保です。
レイ・フロンティア株式会社では、自動車や鉄道などの交通分野、人流データ等のマーケティング・リサーチ、人の動態分析を必要するヘルスケア、観光など、多様な分野に対して、データ分析力とシステム企画・開発力の両軸で、世界中の人々へ感動体験を提供していきます。
なお、現在では時勢を鑑み、COVID-19の感染防止に有用となる行動分析データを公開しております。
当社でリリースしているアプリ「SilentLog」では、ただ位置情報を取得するだけではなく人工知能を用いてその時の行動を推定しユーザーに提供しております。
また、推定では徒歩、滞在、乗り物(自転車、自動車、電車)を判別する事が可能で、その行動別に移動距離や歩数も記録しております。
そこで今回は行動別の切り口で緊急事態宣言前後の人々の行動を徒歩と電車に着目して見ていきたいと思います。
まず今年に入ってからの電車の移動距離を見てみましょう。
【東京都内の電車の移動距離】
当ブログ及び位置情報を扱っている他社さんのニュースで見慣れた形ですね。3月に一旦減少、そして緊急事態宣言後の4月8日を境にさらに減少しています。
電車の移動に必要な距離は変わらないので、利用機会が減っていると捉えるべきでしょう。
次に歩数について見ていきたいと思います。
【東京都内の歩数】
4月に入ってから歩数が15%~30%も減少しています。また、2019年4月のユーザー全体の一日の平均歩数は約3700歩だった事からみても、緊急事態宣言下では普通に暮らしているよりも同程度減ったと言えます。ちなみに3月29日は雪が降った日でした。
成人の1日の健康歩数がおよそ8000歩と言われている中、この歩数減は気になるところ。外出自粛要請によるコロナ太りといったワードが話題になるのもわかります。皆さんも自宅で出来るストレッチなどで運動不足対策を怠らないようにしましょう!
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