2021-12-03

恵比寿ガーデンプレイス2021年と2019年の来訪者の変化

レイ・フロンティアの佐藤です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

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今時期冬のイルミネーションで人気の恵比寿ガーデンプレイスでは、開業当時から入居していた「恵比寿三越」が2021年2月に閉店、テナント企業がお酒を飲みながら交流を深める機会の多い金融系などの堅い企業から、働き方が柔軟で社内での交流が多いスタートアップなどに入れ替わり、それに伴い客層にも変化が起きているようです。（※1）

そこで、今回は恵比寿ガーデンプレイスの2021年の人出と新型コロナ流行前の2019年の人出を比較しました。

※調査元
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

■恵比寿ガーデンプレイス来訪者の推移です。

【期間】

2019年10月1日（火）～2019年11月28日（木）

2021年10月1日（金）～2021年11月28日（日）

【エリア】

恵比寿ガーデンプレイス

2021年と2019年の人出を比較すると、2021年の来訪者数は2019年の約4割ほどに減少しています。2019年10月12日の人出の減少は台風の影響によるものです。

2021年の人出に着目すると、10月14日に恵比寿ガーデンプレイス隣接エリアにニューヨーク発の高級ステーキ店がオープンしており、その日は期間内で最も人出が増加していますが、その後増加することなくほぼ横ばいです。

■恵比寿ガーデンプレイス来訪者の属性です。

【期間】

2019年10月1日（火）～2019年11月28日（木）

2021年10月1日（金）～2021年11月28日（日）

【エリア】

恵比寿ガーデンプレイス

【属性】

年代、推定居住地、推定年収

年代は2019年と比較し、2021年は40代50代が減少して30代が14.5%増加しています。

来訪者の推定居住地上位15エリアです。2019年は15エリア全て東京都ですが、2021年は神奈川県からの来訪者が上位15エリアに入っています。

2019年も2021年も最も密度が高いのは推定年収約550万円の人。その前後の年収には違いがみられ、2019年は推定年収300万円台～800万円台にかけてなだらかな山の形になっています。対する2021年は極端に推定年収550万円あたりに集中しています。

■恵比寿ガーデンプレイスへ来訪する1時間～2時間前に15分以上滞在していた場所です。

【期間】

2021年10月1日（金）～2021年11月28日（日）

2019年10月1日（火）～2019年11月28日（木）

【エリア】

恵比寿ガーデンプレイス

【時間帯】

10時台～15時台、17時台～21時台

恵比寿ガーデンプレイスへ来訪する1時間～2時間前に15分以上滞在していた場所（2019年）

10時台～15時台は恵比寿ガーデンプレイス周辺の滞在が多く、17時台～21時台では千代田区や新宿区あたりに滞在していた人が多い傾向です。

恵比寿ガーデンプレイスへ来訪する1時間～2時間前に15分以上滞在していた場所（2021年）

2021年も10時台～15時台は恵比寿ガーデンプレイス周辺に滞在している人が多いです。17時～21時台は恵比寿ガーデンプレイス周辺や千代田区周辺の滞在が多い傾向です。2019年と比較し新宿区に滞在していた人は少ない傾向です。

■まとめ

・2021年の来訪者数は2019年の約4割ほどに減少している。2021年の人出に着目すると隣接地域に新しく飲食店がオープンしているが、その後人出が増加する事なく横ばい。

・来訪者の年代は2019年と比較し、2021年は40代50代が減少、30代が14.5%増加している。

・来訪者の推定居住地は2021年に神奈川県が上位にあがってきている。

・来訪者の推定年収は2019年、2021年ともに550万円前後が最も多い。2021年は極端に550万円前後に集中している。

・恵比寿ガーデンプレイスへ来訪する1時間～2時間前に15分以上滞在していた場所は、10時台～15時台は恵比寿ガーデンプレイス周辺に滞在している人が多い。17時～21時台では恵比寿ガーデンプレイス周辺の他に千代田区周辺の滞在が多い。2019年は新宿区に滞在していた人も多かったが2021年の滞在は少ない。

（※1）

参考記事

三越撤退後の恵比寿ガーデンプレイス「客層を絞る」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1242P0S1A111C2000000/

～お知らせ～

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2021-11-19

2021年10月にスターバックスへ訪れた人の傾向

レイ・フロンティアの佐藤です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

休憩や仕事目的などで多くの人が訪れる人気のカフェ、スターバックスは紙ストローを採用するなど積極的にサスティナブルな活動に取り組んでおり、2021年11月22日からは一部の店舗でプラスチックごみを削減する目的で、テイクアウトの際は繰り返し使えるステンレス製のカップで飲み物を提供する実証実験を行う事が発表されました。

様々な取り組みが行われているスターバックスは日ごろどのような人が利用しているのか、今回は訪れた人の傾向を調査しました。

※調査元
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

■分析条件

【期間】

2021年10月1日（金）～2021年10月31日（日）

【対象者】

スターバックスが勤務地では無い人

■2021年10月にスターバックスに訪れた回数です。

月に1～2回の利用が最も多く、3～4回になるとその半数ほどになります。

■スターバックスの来店回数別　1回あたりの平均滞在時間（分）です。

来店回数が多いほど、1回あたりの平均滞在時間が長くなる傾向です。

月に11回以上訪れる人は平均滞在時間が1時間を超えており、新作プラペチーノやお気に入りの飲み物を飲む目的で来店しているというよりは、仕事などの作業をしている事が多いのかもしれません。

■スターバックスに訪れた人の来店回数別　平均年齢です。

平均年齢はどの層も30代です。11回～12回、15回～16回が30代後半とやや平均年齢が上がっています。

■スターバックスに訪れた人の来店回数別　平均年収です。

平均年齢の高さに伴い11回～12回、15回～16回の平均年収は590万円台と他の層よりも高い傾向です。

■まとめ

・最も多い来店頻度は月に1～2回。

・来店回数が多いほど、1回あたりの平均滞在時間が長くなる傾向で、月に11回以上訪れる人は平均滞在時間が1時間を超える。

・月に11回～12回、15回～16回訪れる人は平均年齢がやや高く30代後半、それに伴い平均年収も他の層よりも高く590万円台。

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2021-10-29

東京湾アクアラインの人出、属性分析やその後の行先も公開

レイ・フロンティアの佐藤です。

レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。

最近一段と寒くなってきましたね。車で出かける機会が増えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は先日車で外出したのですが、東京都から千葉県へ移動した際に海底、海上を走る珍しい高速道路「東京湾アクアライン」を通過しました。

人流の傾向が気になった為、今回は東京湾を神奈川県川崎市から千葉県木更津市まで結ぶ高速道路、東京湾アクアラインの人出を分析しました。東京湾アクアラインの中間にはパーキングエリアの海ほたるがあり、限定メニューがあったり、フォトスポットにもなっています。

※調査元
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

■東京湾アクアラインの人出です。日別、時間帯別、曜日別に分析しました。

【期間】

2021年9月1日（水）～2021年10月24日（日）

【エリア】

東京湾アクアライン

まずは日別の人出です。緊急事態宣言が明けた10月以降に人出が増加する事はなく、9月と同じぐらいの推移です。10月1日に人出が大きく減少しているのは台風16号による通行止めの影響だと予想されます。

次に時間帯別の人出です。最も人出が多いのは17時前後。午前中よりも夕方の方が混み合うようです。

曜日別の人出です。土曜日に人出が集中しています。月～木までは横ばいで金、土、日の週末に人出が増加傾向です。

■東京湾アクアライン来訪者の年代、性別、推定居住地です。

【期間】

2021年9月1日（水）～2021年10月24日（日）

【エリア】

東京湾アクアライン

【年代】

20歳～69歳を10歳きざみ

【推定居住地】

機械学習により推定された居住地

年代は40代が最も多く29%、次に50代で25%を占めています。性別は男性が多く84%でした。

一都三県の他に大阪府や兵庫県、愛知県、北海道などから訪れています。

■東京湾アクアラインを出てから1時間～2時間後の滞在場所

【期間】

2021年9月1日（水）～2021年10月24日（日）

【エリア】

東京湾アクアライン

まずは全国で見てみると関東エリアの他に推定居住地にもあった北海道や南の方では九州にも滞在しています。東京湾アクアラインの川崎市側は羽田空港が近いので高速道路を出てから飛行機を利用した人も居たようです。

関東エリアを拡大してみると、東京都では港区周辺、千葉県では緑区周辺に向かう人が多いようです。

■まとめ

・9月から10月にかけての人出は横ばい、時間帯別では17時前後が多く、曜日別では土曜日に混み合っている。

・来訪者の属性は40代、50代、男性が多く、推定居住地は一都三県の他に大阪府や兵庫県、愛知県、北海道などからも訪れている。

・東京湾アクアラインを出てから1時間から2時間後の滞在場所は関東エリアの他に北海道から九州まで様々。関東エリアを主に確認すると東京都では港区周辺、千葉県では緑区周辺に向かう人が多い。

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2021-10-22

銀座歩行者天国、2021年10月再開後の人出【時間帯別の人流画像あり】

レイ・フロンティアの佐藤です。

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緊急事態宣言解除によりおよそ半年ぶりに2021年10月2日（土）より銀座で歩行者天国が再開されました。歩行者天国は中央通りで土日祝、10月は12時～17時に実施されています。

今回は歩行者天国再開後の銀座の人出を調査しました。

※調査元
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■銀座歩行者天国の人出です。新型コロナウイルス流行前の2019年同時期とも比較しました。

【期間】

・2021年

2021年10月2日（土）～2021年10月3日（日）

2021年10月9日（土）～2021年10月10日（日）

2021年10月16日（土）～2021年10月17日（日）

・2019年

2019年10月5日（土）～2019年10月6日（日）

2019年10月12日（土）～2019年10月13日（日）

2019年10月19日（土）～2019年10月20日（日）

【エリア】

銀座歩行者天国（中央通り）

【時間帯】

12時台～17時台

2021年は1週目の人出が最も多く、3週目にかけて徐々に減少傾向です。

2019年との比較では1週目の土日は同時期と比較し14%減少、2週目の土日は114%増加、3週目の土日は5%減少しています。2019年の2週目の人出が少ないのは月曜日が祝日で3連休だった為、人出が分散されていた事が考えられます。

■銀座の人出を時間帯別に比較しました。

【期間】

2021年10月2日（土）

【エリア】

銀座

【時間帯】

12時台～13時台、16時台～17時台

12時台～13時台と比べて16時台～17時台は圧倒的に人出が増加しています。

銀座駅周辺、歩行者天国が実施されている中央通り、百貨店などが多く並ぶ3丁目あたりが特に密集しています。

■銀座歩行者天国に訪れた人の年代、性別です。

【期間】

2021年10月2日（土）～2021年10月3日（日）

2021年10月9日（土）～2021年10月10日（日）

2021年10月16日（土）～2021年10月17日（日）

【エリア】

銀座歩行者天国（中央通り）

【時間帯】

12時台～17時台

【滞在場所】

自宅、職場以外

【滞在時間】

5分以上

30代、50代が最も多くそれぞれ全体の24%を占めています。

性別では男性の方が多く全体の60%を占めていました。

■まとめ

・銀座歩行者天国再開後1週目から3週目のうち最も人出が多かったのは1週目。そこから徐々に減少傾向。

2019年同時期との比較では1週目の土日は14%減少していた。

・歩行者天国開始直後の12時台～13時台と比較して夕方の16時台～17時台は圧倒的に人出が増加している。

銀座駅周辺、歩行者天国が実施されている中央通り、3丁目あたりが特に密集している。

・銀座歩行者天国に訪れた人は30代、50代、男性が多い。

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2021-09-30

東京都の新型コロナ感染者数減少傾向、都内における繁華街、主要エリアの人出は増加

レイ・フロンティアの佐藤です。

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f:id:reifrontier-blog:20210930081440p:plain 東京都では新型コロナウィルスの新規感染者数が減少傾向で2021年9月19日に500人台となり、2021年9月24日以降は連続して400人を下回っています。

都内の人出や行動に変化はあったのか、東京都の繫華街と主要エリアを調査しました。

※調査元
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの

■抽出条件

【期間】

2021年8月1日（日）～2021年9月25日（土）

一週間ごとに集計

【エリア】

繁華街

・新宿歌舞伎町

・池袋（東池袋、西池袋）

・銀座

主要エリア

・渋谷（渋谷マークシティ付近）

・原宿

・丸の内

【時間帯】

繁華街：18時台～20時台

主要エリア：13時台～15時台

【滞在場所】

自宅、職場以外

■各エリアの人出の推移です。

まずは繫華街からです。

新型コロナ新規感染者数が減少傾向となった9/19～の週は前週と比較して17％増加しています。8月の人出と比較しても増加傾向です。

9/19～の週は前週と比較して16%増加しています。8月の人出と比較しても増加傾向です。

銀座の9/19～の週は前週と比較して横ばい。8月の2週目、3週目に人出が減少していますが、その他の週はほぼ変わりありません。

次に主要エリアです。

9/19～の週は前週と比較して33%増加しています。8月の人出と比較しても増加傾向です。

9/19～の人出は前週と比較して23%増加。9月に入ってからは常に8月の人出を上回っています。

9/19～の人出は前週と比較して9%増加。８月の人出と比較すると他のエリア程ではありませんが、やや増加傾向です。

■各エリアの週別の平均滞在時間です。

繁華街から見ていきます。

9/19～の週は前週と比較して10分増加。8月後半頃から滞在時間が増加傾向です。

9/19～の週は前週と比較して10分減少しています。9月は8月と比較して滞在時間が減少傾向です。

9/19～の週は前週と比較して15分減少しています。8月後半に100分を超えていますが、9月に入ると減少傾向で75分～90分を推移しています。

主要エリアです。

9/19～の週は前週同様42分でした。9月に入り平均滞在時間が増加する事なく、30～40分の滞在が多いようです。

9/19の週は前週と比較して11分増加しています。9/12以降に平均滞在時間が増加傾向で40分を上回っています。

9/19の週は前週と比較して24分減少しています。他の週と比較しても減少傾向です。

■まとめ

・9/19～の週の人出を前週と比較すると新宿歌舞伎町では17％増加、池袋では16%増加、銀座は横ばい、渋谷は33%増加、原宿は23%増加、丸の内は9%増加。新型コロナ新規感染者数は減少しているが、安心感が増したのか人出は増加している。

・9/19～の週の平均滞在時間を前週と比較すると新宿歌舞伎町では10分増加、池袋では10分減少、銀座は15分減少、渋谷は横ばい、原宿は11分増加、丸の内は24分減少。新宿歌舞伎町と原宿は増加傾向、一方その他のエリアは横ばい又は減少傾向。

・若者が多く集まる新宿歌舞伎町と原宿は人出も平均滞在時間も増加傾向。

～お知らせ～

この度iPhone版同様にお使い頂けるSilentLog、Android版をリリースしました。
今後とも宜しくお願い致します。

Android版

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.reifrontier.silentlog

iPhone版

https://apps.apple.com/jp/app/silentlog/id901679160

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2021-09-17

一都三県の4回目の緊急事態宣言による行動量の変化

レイ・フロンティアの佐藤です。

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東京都では2021年7月12日（月）～、神奈川県、埼玉県、千葉県では2021年8月2日（月）～4回目の緊急事態宣言が発出されています。これにより行動量に変化は起きたのか、歩数と乗り物の移動距離を過去3か月間程のデータを用いり調査しました。

※調査元
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■抽出条件

【期間】

2021年5月31日（月）～2021年9月5日（日）

一週間ごとに集計

【エリア】

一都三県

・東京都：東京23区

・神奈川県：横浜市

・埼玉県：さいたま市

・千葉県：千葉市

【時間帯】

5時台～23時台

■週別の平均歩数です。

東京23区では緊急事態宣言が発出された次の週に1,012歩(9%)下がりました。4週間後はさらに下がりましたが、5週間後になると増加し1,500歩前後を推移しています。

神奈川県横浜市では宣言が発出された次の週は529歩(5%)下がりましたが、その後増加し7,200前後を推移しています。

埼玉県さいたま市では宣言が出た次の週に358歩(6%)下がりましたが、その後上昇し6,200～6,300歩あたりを推移しています。

千葉県千葉市では宣言が発出された次の週に838歩(15%)下がりましたが、横浜市やさいたま市と同様2週間後以降は上昇傾向で5,400～5,500歩あたりを推移しています。

■週別の乗り物の移動距離です。

東京23区では宣言発出後、車の移動はほぼ横ばい。電車の移動は宣言の次の週に3,637m(6%)減少しその後も減少傾向を保っています。自転車の移動は宣言発出から4週間連続で減少し、4週間後と宣言が発出された週を比較すると2015m(25%)減少しています、5週目からは増加していますが宣言が発出された週の距離を上回る事はありません。

神奈川県横浜市では宣言発出後、車の移動、電車の移動はほぼ変わりありませんでした。自転車の移動は宣言発出の次の週に655m(12%)減少、3週目以降はやや増加していますが宣言が発出された週と同じぐらいの距離を推移しています。

埼玉県さいたま市では宣言発出後、車の移動は次の週に3,211m(10%)減少していますが、2週間後以降は増加し宣言があった週と同じぐらいの距離を推移しています。

電車の移動は宣言発出の次の週に12,894m(24%)減少しましたが、2週間後以降は宣言が発出された週の距離を上回っています。

自転車の移動は週によってまばらで宣言発出の次の週に526m(7%)減少、2週目に1度大きく増加し再び減少傾向です。

千葉県千葉市では、車の移動は宣言が発出された週は前週と比較し下降傾向で4,970歩(15%)減少していますが、その後元の推移に戻っています。
電車の移動は宣言発出の次の週に8,347m(17%)減少し2週間後以降は徐々に増加傾向です。
自転車の移動は週によりまばらで、天候など他の要因も大きく関与していそうです。

■まとめ

・東京23区の平均歩数は宣言発出後の4週間は減少していたが、5週間後に増加し始めた。

・神奈川県横浜市、埼玉県さいたま市、千葉県千葉市の平均歩数は宣言発出後、次の週は減少していたが、2週間後以降は増加傾向。

・東京23区の乗り物の平均移動距離は車は横ばい。電車は宣言発出後減少傾向を保っている。自転車は4週間は減少傾向で5週間後に増加している。

・神奈川県横浜市の乗り物の平均移動距離は車、電車はほぼ変化なし。

自転車は宣言が発出された次の週に減少したが3週間後には元の推移に戻りつつある。

・埼玉県さいたま市の乗り物の平均移動距離は車は宣言が発出された次の週に減少、2週間後に元の推移に戻っている。

電車は宣言が発出された次の週に減少したが2週間後以降は元の推移を上回っている。

自転車は週によりまばら。

・千葉県千葉市の乗り物の平均移動距離は車は宣言が発出された週は減少傾向だが次の週からは元の推移に戻っている。

電車は宣言が発出された次の週に減少、2週間後からは増加傾向。

自転車は週によりまばら。